2013年12月26日

蛇から馬へ












 改築した窯で2回焼いてみたが、どうも急激に温度が上がり易いようで、2度とも中の成形物が割れてしまった。




 原因が分からず、少々イヤ気が差してきたので、気分を変えて来年の干支である馬を作りを始めた。




 台座は鉄で作り、周りにたくさんある竹を伐採して馬を組み立てた。

 竹の伐採中に濡れた斜面で足を滑らせ、少し膝を痛めてしまったが、何とか1週間ほどで完成させた。

 今回は車輪も付いているので、乗馬も可能です!




 今年もあと僅かですが、何とか平穏のうちに終える事が出来そうです。

 来年もどうぞよろしくお願いします。





1年間、屋根の上に縛り付けられて
いたので、だいぶお疲れです。

2013年12月25日

初氷










 今朝、田んぼに出てみたら氷が張っていた。

12月に凍るのは珍しいと思うが、市内でも北の方で雪が降ったらしい。




 前の冬には雪が3度も降ったが、今年も寒くなりそうだ。

2013年12月11日

山茶花








 

                     孟宗竹 + 鉄 の 花器





2013年12月10日

雨上がり、山火事のような夕日・・・・・・
















 昼からの強い雨と風で、今日はずっと家の中に居た。


 戸を叩く音で外に出てみると、空が紅く燃えていた。

2013年12月6日

白い三日月と輝く星








  知人宅からの帰り道、もうすでに日が暮れていた。



 いつも通る道だが、普段は車に乗って通り過ぎるだけなので、いざ歩くとなると、山道なので楽ではない。

しかも日が落ちて、自分の足先も見えない程の真っ暗な夜道。



 前方の空が、何か明るく感じられたのでふと見上げると、白い三日月とその下にコウコウと輝く金星が目に飛び込んできた。


 この時期は星空が綺麗に見えることが多いが、それにしても意表を突かれるほど明るく輝いていた。





 そして、その星に導かれるように暗い道を急ぐと、やがて家の明かりが見えてきた。







 

2013年11月28日

南国の土器












 ハワイに行ったので、どんな土器があったのかを観てみようと博物館へ寄ってきた。(ビショップ・ミュージアム)



 残念ながら、木製の遺物が中心で、土器はごく少数しかなかった。
 ここしか行かなかったので、何とも言えないがポリネシアンにはあまり土器の文化がなかったのか?




 ハワイの先住民は遠くタヒチから渡ってきたし、ハワイの原語は台湾先住民のものに非常に近いらしい。
 我々と同じモンゴロイド系の祖先を持ち、明治以来の移民の歴史もあるので、ここにはとてもシンパシーを感じる。





 それにしても、老若男女の日本人観光客の多さに驚くばかりだ。



 
 

2013年11月19日

三度目の改築












もう少し大きなものを焼きたいと思い、窯を作り直すことにした。


元々シンプルな作りなので、それほど大きな手間はかからないが、大きさが変わるとそれぞれのレンガのサイズも変わるので、レンガを切断して寸法を合わせるのに時間がかかった。


 中の断熱材を薄くして容量を増やすことにしたが、焼成に悪い影響が出るかもしれない。

2013年11月13日

野花を活ける




 
 夏の間の野草達は、猛々しい程に青々としているだけだが、秋になると、どこにそんな顔を持っていたのか? と思うほど可憐な色を見せる。


 草刈りに追われていた時間が、遠い過去のように思われて、ホッとさせられる。



 毎年同じようにやって来る事だけど、毎年ホッとする。




2013年10月31日

秋の水張り / 田にあらわれるもの達


 休耕田を復田して2年目のこの田んぼは、やはり水持ちが悪いので、秋から冬にかけても水を張っておくことにした。

 今年は夏から雨が降らず地面が割れているので、水を入れながら足でその割れ目をならしていった。


 何とも時間のかかる作業だが、出来るだけ機械で撹拌したくないので、今日は一日その仕事となった。







 水を張った途端、どこに隠れていたのかアメンボが水面を這い、タガメが泳ぎだし、赤とんぼが産卵を始めた。



 あまりに登場が早いので驚く。









 同じ日の夕刻、そろそろ暗くなり始めた頃、この田んぼに4つの黒い影が現れた。

 イノシシだ。

 近くに人間がいても動じる様子も無く、悠然と通り過ぎて行く。

2013年10月30日

古井戸









 家を出て、すぐ横手に古い井戸がある。


  昔は清冽な水がコンコンと湧き出す、神聖な場所だったようだが、今は草に覆われ、そこに井戸がある事さえ分からない状態だ。



 ここは山上に向かう旧道の入口にあり、昭和30年ころまでは近所の家々に飲み水を提供し、洗濯もここで行なっていたそうだ。

 おそらく”井戸端会議”も行われ、活気のある場所だっただろうが、今はもうその面影は何もない。







 この井戸を綺麗にする、と近所の方から声がかかり数人で清掃をした。

 周りの草を刈り、枯れ葉や石を片づけ、井戸の中の汚れた水をかき出し、奥に放置されていた「水神様」をあるべき場所に戻し、酒を供えた。


 おかげで藪に中に埋もれていた井戸が顔を出し、すっきりした。



 実は自分の田んぼの水はこの近くから引いているので、この水神様の御利益を一番受けているのは自分である。

 これからは大事にしないといけない。





2013年10月19日

花の形の花器










 数日前の大型台風が来る少し前に、窯に火を入れた。

 10年に一度、と言われている台風だとは何となく分かっていたが、あまり気にせず始めてしまった。

 案の定、あまりに風が強いので続けられなくなって、火を落とした。


 翌日に気を取り直して再び火を入れたが、どういう訳か、いくら時間をかけても温度が上がらない。

 理由が全く分からないまま、又途中であきらめてしまった。

 そして3度目。




 同じものを3回も焼いたのは、初めての経験となった。



 

2013年10月3日

今年も稲刈り終わりました 2013






  9月の終盤から雨が多くなり、作業予定が遅れてしまったが、今年も何とか稲刈りが終了した。

 夏の間1ヵ月以上も雨が降らず、「このまま枯れてしまうのでは?」とヤキモキしていたが、結果的には例年以上に豊作で、かけ干し作業が大変だった。


 稲は本当に強い植物だ。








 

2013年9月27日

長月の海浜を歩く



                 
                                                             


 

 あんなに暑かった夏はどこに消えたか? と思うほどに涼風が吹く。

 このところの長雨で、稲もだいぶ倒れてきた。

 もう刈り取りをしなくては。



2013年9月20日

オクラの花




















 オクラの花も、もうそろそろ終わりかな。

 この間の台風で痛めつけられたけど、何とか踏ん張っているし、
カエルも葉蔭で虫を待っている。










後2週間ほどで稲刈りが出来る。

2013年9月17日

台風一過の夕日が綺麗

















 超大型の台風という事であったが、風ばっかりで雨はそれほど降らなかった。

 どうも、夏から雨には恵まれないようだ。


 でも、その風で澄んだ空を連れてきた。