2008年9月25日

七鈴鏡 - 峯岡遺跡

  
 
 
                                                                                   
                                      
                                         
                                          
  
 七鈴鏡とは、七つの鈴が付いた銅製の鏡である。
 
 ここ鴨川市を東西に横切るのが峯岡山系で、千葉県で最高峰である海抜400メートルの愛宕山を中心に海抜100メートルから400メートル程の低い山々が連なっている。
 尾根伝いの道路を造成中に発見されたのが峯岡遺跡で、そこからこの鏡が発見された。                                                 
 各地の古墳の中に、この七鈴鏡を腰につけた巫女の土偶が発見されており、おそらく祭礼時に使用されたものと思われる。   
                          
 奈良時代までこの当たりのどこかが聖なる場所とされ、死者をまつる場所、また霊と交感する場所とされていたようだ。
 

2008年9月19日

姫と老人

 













  村名である「二子」の由来(7月のブログを参照してください)となった、”双子の姫”です。





    
 







     長い竹をつえ代わりにした老人が、散歩の途中、時々我が家の前を通る。
 顔を合わせると少し世間話をして、又ヨタヨタと歩き去る。


  そう言えば、最近見かけなくなったが・・・・・・

2008年9月18日

日米の先住民

                   ………アメリカの先住民たちは一万数千年前からの思想というものを、いろんな風に変わってはいますけど、根本はあまりいじっていないのだと思うのです。
 ですから、あの人たちが一体どういうものの考え方をしているか、ということを考えてみると、一万数千年前にユーラシアの北の当たりにいた人たち、モンゴロイドと言われた人たちが、いったい何を考えていたかというのが、ある程度推測が出来るわけです。
 
 それを照らし合わせてみると、日本でいわゆる縄文といわれているものが、決して日本列島の中に閉じ込められたものではなくて、南にも北にも大きく広がっていく世界で、その記憶をアメリカ先住民の人たちはいまだに強く持っていることが見えてきます。      
  (「東北ルネッサンス」 赤坂憲雄×中沢新一より抜粋) 
 
                           
 アメリカ合衆国はせいぜい建国200年程度の国。それまでは先住民インディアン達の世界だった。
 ということはアメリカは200年前まで縄文時代だった、とも言えるのだ(!)
 彼らの考え方を知ることは、日本の歴史の深層を知ることにつながる。

2008年9月17日

花 - 幕の内風







小さな花の中に、また小さな花が集まって咲いている。よく見ると変わった花だ。
 毎年この時期になると、一斉に花開く。

2008年9月10日

クモ






 この時期は、クモの活動も活発になる。              


 大小様々な種類のクモが(国内には1300種類いるらしい)、あちらこちらでネットを張り、獲物を待ち構えている。


 彼らは人類が現れる遥か以前、4億年前から存在している立派な“先住民”でもある。


   当家の屋内にも、一匹のクモがいる。
 クモの寿命はどれ位なのかは知らないが、もう何年も前から同じ種類のクモを、家の中でたびたび見かける。
 いつも同じ場所で、じっとしていることが多い。
















 見てくれはかわいいとは言えないが、人が近づくとあわてて逃げだす小心者で、どこか憎めないところがある。

2008年9月1日

青空の蝶

                                                          














 しばらく曇天が続いていたが、今朝は輝く青空。


 今年は蝶を見かけることが、とても多い。ここに来るようなってから、こんなにたくさんの蝶に出会うのは、初めてかもしれない。

 何と言っても蝶は”優雅さ”という点では、昆虫の中の筆頭である。その舞う姿は見飽きることがない。