2013年12月6日

白い三日月と輝く星








  知人宅からの帰り道、もうすでに日が暮れていた。



 いつも通る道だが、普段は車に乗って通り過ぎるだけなので、いざ歩くとなると、山道なので楽ではない。

しかも日が落ちて、自分の足先も見えない程の真っ暗な夜道。



 前方の空が、何か明るく感じられたのでふと見上げると、白い三日月とその下にコウコウと輝く金星が目に飛び込んできた。


 この時期は星空が綺麗に見えることが多いが、それにしても意表を突かれるほど明るく輝いていた。





 そして、その星に導かれるように暗い道を急ぐと、やがて家の明かりが見えてきた。







 

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