2008年7月27日

蓮の里 ・・・ 緑と桃色




 緑一色の、広大な水田に囲まれた蓮の群れ。
その神秘的な桃色の花弁と、稲穂の緑とが不思議なコントラストを生み出し、何やら”桃源郷”の出現を思わせる。
(鴨川市北小町)
 


2008年7月25日

峠の山ユリ


 


 この二子村から山を下る峠の道に、山ユリの咲く一角がある。



 周囲の鬱蒼とした木々の間に、そこだけ照射されたかのように、突然白く光り輝く空間が現れる。

2008年7月20日

「二子」 地名の由来 


                     バス停は「双子」となっているが、おそらくこれは旧表示だと思われる。 ここの現在の正式表示は鴨川市”二子”である。 
                                                   
 地元の教育委員会が作成した歴史書によると、16世紀頃よりこの鴨川一帯は曽呂村と野尻村に分かれ、この曽呂村が江戸時代の初めに六ヵ村に分けられ、その時に二子村が成立した。
        
 鎌倉時代の武将で、鎌倉幕府の御家人として平氏追討や奥州合戦に武功を挙げ、剛勇にして私欲のない坂東武士と讃えられた畠山重忠が、房州曽呂郷に屋敷を構える同族の美しい娘と結ばれた。
 やがて、かわいらしい双子の女の子が生まれ、土地の人々が大いに喜び、それ以来この部落を二子と呼ぶようになった・・・・・これが地名の由来らしい。