・・・かねてよりこの南房総という土地に心引かれ、鴨川市二子という村で築百数十年の古農家に出会い、ここに居を構える。 この村でより土に近い生活を送りながら、ここで出会った”神々”達と心を通わせ、その姿を様々な形で表現したいと考えている。
2015年12月26日
2015年12月2日
囲炉裏焼き
囲炉裏に炭を入れ、灰をかぶせて火力を調整しながら焼成する。
私はこのやり方で、土器を焼いています。
一般的に土器は、露地に薪を組んで焼くことが多いようですが、これだと地面にも、空中にも熱を取られてしまうので、あまり好みません。
縄文の住居には必ず炉があったので、これを利用したやり方の方が納得できます。(縄文人はバカではない。)
2015年10月27日
アザミの大将
今年もイノシシが猛威を振るい、各地の田畑を荒らしまくっている。
個体数がどんどん増え、自分の縄張りが狭くなったせいか、同じところを何度も掘り返すことが増えてきた。
農を続けることに一番の障害になっているので、頭の痛い問題だ。
でもよくよく観察すると、アザミが群生しているところは避けているようで、さすがのイノシシもアザミの鋭い棘にはかなわないようだ。
昨年から、なるべくアザミを増やそうと心掛けているが、それほど繁殖力は高くないようで、思ったほどは増えていない。
もし、アザミが”自然のフェンス”として有効活用されれば、少しは効果があると思うのだが・・・・
2015年10月21日
2015年10月4日
稲刈り 2015
こちらの地域は、この二ヵ月に平年の2倍の雨が降った。
そのせいか、稲が熟するのに時間がかかり、予定よりだいぶ遅れて稲刈りがスタートした。
田んぼはまだまだ大量の水を含んでいるので、作業は中々はかどらない。
秋の風が心地よい。
2015年9月28日
半ノラ猫
「半ノラ猫」 = エサはもらっているが、”飼い猫”というほどには厚遇されいない。
つまり放任ネコ。
彼が時々我が家にやって来て、ガラス越しに中に入れて欲しそうな顔をするが、留守中にゴミ箱をひっくり返されて、大変なことになったので、お断りしている。
2015年9月20日
カソリ
先日、大雨の中を車を飛ばして、千葉市の加曾利貝塚まで行ってきた。
房総半島の南端に住んでいるので、同じ半島の南北を移動するのに2時間も掛かってしまう。
ここは二度目の訪問となるが、今回は縄文土器の複製を専門とされる方の展示会が目的です。
さすがに専門とされている方だけあって、細かい部分まで丁寧に作られ、技術的にも良く研究されていると思います。(写真は別物です。)
ただ、複製と本物の違いは大きくて、何か大事なものが伝わってきません。
正確に複製されていても、何か別のものになってしまう・・・・・
何故でしょうか?
多分それは微妙な「ねじれや歪み」が訂正されてしまっている! からだと思います。
この辺が縄文と弥生以降を隔てる大きなポイントになるでしょう。
2015年9月11日
稲とミツバチ
ようやく雨雲が去り、青空が見えたので久々に外作業を行った。
田んぼの脇の排水路を掘り上げていたら、稲穂の間から甲高い羽音が聞こえた。
稲の間をよく見たら、小さなミツバチがたくさん飛び交い、稲穂から顔を出した白いオシベにしがみついていた。
稲にミツバチ?
私は初めて遭遇したが、彼らは稲の花粉も集めているらしい。
2015年9月8日
縄文と弥生のハイブリット
山梨県立考古博物館で珍しいものを観た。
まるで縄文の土偶と、弥生の埴輪を合体させたかのような、不思議な作り物だ。
分類は弥生時代に入っていたが、たぶん縄文から弥生に移っていく時代に作られたものだろう。
こんなモノを観たのは、初めてです。
久しぶりの釈迦堂
6年ぶりに山梨県笛吹市の「釈迦堂遺跡博物館」に寄ってきた。
中央高速自動車道を造成中に発見された、かなり大規模な縄文遺跡だが、今は遺跡群の上はパーキングエリアになっていて、そこから歩いて行ける丘の上に博物館がある。
全国の色々な縄文遺跡を見てきたが、どこも小高い、見晴らしの良い扇状地にあることが多い。
ここも丘から見下ろすと、居心地の良さそうな土地であることが分かる。
もっとも、今は高速道路とクルマしか見えないが・・・・・・・・
2015年8月21日
草刈り
数日、雨交じりの天候が続き、以前よりだいぶ涼しくなったので、少しは田んぼの草刈りも楽に感じる。
山を下りた田んぼは、お盆が明けると早速稲刈りをスタートさせているが、うちのはまだまだ穂が青く、一か月先のことになる。
今年は、水にも日照にも恵まれているので、そこそこの出来に(今のところは)なると思う。
2015年8月7日
土器片
新潟の長岡まで、わざわざ花火を観に出かけてきた。
さすがに、日本三大花火に入るだけのことはあり、圧倒的なスケールのエンタテイメントショーだった。
観客がとんでもなく多い(80万人!らしい)ので、移動するのが大変だったが、一度は見る価値がある。
この地域は縄文土器の里でもある。
暇つぶしで入った資料館に、たくさんの土器片が展示してあったが、小さな土器のかけらをよくよく見ると細かな装飾が丁寧の施されており、熟練の職人技を見るようであった。
一つ一つがとても魅力的で、思わず長居をしてしまった。
2015年8月1日
アジサイの帽子
梅雨が明ける前は、十分すぎるほど水があったが、最後の雨が降ってから、もう2週間ほど過ぎた。
そろそろ田んぼの水も心細くなってきた。
猛暑が続いて、外の作業は厳しいけど、明日からはここより暑いと思われる、新潟の長岡まで花火を観に出かける。
2015年7月22日
水路掘り 2015夏
水源から田んぼまでの水路を、梅雨の間に手が回らずほったらかしておいたので、草に覆われ、イノシシに荒らされボロボロになったいた。
クソ暑い中ではあったが、この水が命綱なので半日かけて整備した。
これで、この夏の水枯れにも一安心。
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