2009年5月25日

田んぼの航空母艦

 港に停泊する航空母艦のように見えるのは、先月の初めに田んぼの隅にしつらえた「水苗代」である。
 種もみを田んぼに播いただけだが、もう20センチを超える立派な苗に育った。              
 この苗をそろそろ移植(つまり田植え)しなくてはならない。         
 今年2回目の田植えである。


  先月20日行った田植えの苗は隣のビニールハウスを借り”普通”の苗作りをしたが、1ヵ月間に毎日温度管理のためハウスの開閉をし、水やりをしたが、この「水苗代」は田んぼに種を播いただけで後は何もしていない。                                                   

 昭和30年ころに田植え機が登場するまでは、苗はこのように育てるのが当たり前だった。      

 機械に合わせた苗を育てるために大変な手間をかけ、そのために農薬や化学肥料を多用することになる。(場合によってはハウスを保温するために灯油や電気を使う。)                    

 職業として稲作をする人が選ぶ方法を簡単には批判できないけれども、道楽農業ならなるべく薬や油には頼らない方法を選びたい。                    

 

2009年5月20日

軽トラ ママ

                                                            
    軽トラの窓ガラスに草刈り機がはねた石が当たり、運転席側の窓が割れてしまった。      
 修理のためにこの車を買ったKモータースに連絡したところ、やってきたのがこの「軽トラ・ママ」。                       

 おそらく70歳近いと思われるご婦人だが、すごい勢いで軽トラを操り当家にあらわれたと思ったら、用事を済ませてさっさと帰ってしまった。







  本人が見たら怒られるかもしれないが、イメージとしてはこんな感じ。



















オタマジャクシを乗せた帽子











2009年5月19日

田んぼのビーチパラソル


  田植えから、もう4週間が過ぎた。                  
  
 苗は順調に生育しているようだが、周りの草たちもだいぶ大きくなってきた。
 そこで一回目の草刈を行ったが、田んぼと畔の境目のところはあえて残しておいた。
 というのは、ここがカエルたちの休憩所となっているからだ。   
  畦道を歩いているとこの草陰から、驚いたカエルたちが田んぼに向かってジャンプして逃げる。   
                                          
 そろそろ日差しも強くなったので、この草たちが彼らにとってはちょうど良い”ビーチパラソル”になっている。                                                          
                                                          
 彼らは稲の生育に支障となる虫を排除してくれる大事なスタッフなので、これくらいの配慮は当然である。













2009年5月8日

2種類の苗

  ひとめぼれ                             


                          こしひかり
 
 
 今年は「ひとめぼれ」と「こしひかり」の2種類の苗を植えたが(特別な理由は無い)、現在の様子は写真の通りで「ひとめぼれ」は真直ぐ
上を向いて直立しているが、「こしひかり」はご覧の有様で”腰くだけ”
状態である。                                                          
  
 これは品種の違いであり、これが普通のことであると聞いているが、両者にあまりの違いがあるので心配になる。                                                    
 「こしひかり」は食味は良いが、他と比べて軟弱な苗なので育てるのが難しいらしい。無農薬、減肥料でいきたいので丈夫な品種の方が安心である。