2012年4月20日

窯焚きのテスト

もう半年以上にもなるが、自作の窯で何とか土を焼きたいと思い、少しづつ実験を進めている。

土器程度の低温で焼く物なら、今の「囲炉裏式」で十分だが、それ以上の高温でとなると、色々と工夫が必要となる。


既成品の窯を買ってもつまらないので、少しづつ試みているのだが、「少しづつ」過ぎて、あまりにも時間がかかっている。




今やっているのは、スペースシャトルにも使われたという「グラスファイバー」を窯の内側に貼り、周りをレンガで囲んだものだが、これが段々うまく行き出して、炉内の温度もおそらく1200度程度には上がってきているようだ。


専用の温度計があればもっと正確に分かるのだが、これが5万円近くするので「感」だけの測定になる。





色々テストピースを焼いてみたが、だいぶ焼き物らしくなってきた。


2012年4月12日

彩色☆色縄文壺











縄文人は文字を残さなかったけど、「言葉」は持っていたはず。

「言葉」は形を持っていないから、後世の者がそのカケラを探し出すことは簡単にはできない。

だけど、意外に極々身近に使っているのかもしれない。



文字が「器」だとすると、言葉は「色」に当たる。


器は残るけど、「色」は残らない。


だから言葉は「色」に似ている。





縄文の色とは?・・・・・  


確かに漆を使った黒や赤茶は残っているけど、もっと言葉のように豊饒な「色」があったのでは、と想像してしまう。




・・・

2012年4月6日

サクラ 咲く・・・・・・四足の壺





我が家の庭では、梅の花 → プラムの花 → そして桜の順番で春が訪れる。



桜はまだ若いので、盛大な花を咲かせるまでには至らないが、年々その勢いを増しているのが伝わってくる。








足を持った春の壺はその勢いをシカっ、と受け止める