2014年2月12日

雪と白い器








今年は例年に無く寒く感じるし、やたらに雪が多い。

 去年も3回降ったが、今年はそれを上回りそうだ。
 南房総では異例の事だろう。

 今日会った知人の話では、ひと冬分使えるはずのストーブ用の薪が、もう残り少なくなっているそうだ。
うちも大きめの灯油ストーブに買い替えたところだ。









ひと月半ぶりに窯を焚く。


 窯を改築してから、どうも割れる事が多くなったが、今回も三分の一ほどが破損してしまった。


 後何回か試してみないと、安定しないのだろう。
 あきらめづに続けてみる。











2014年2月6日

山口と広島

 



坂本龍一の展覧会を観るために、わざわざ山口県まで出掛けてきた。(山口情報芸術センター



 テクノロジーの力を最大限使って、自然(あるいは宇宙)の実相に迫ろうとしているかのような作品だった。
 自分とはずいぶん違う感覚だが、このようなとらえ方もあるもあるのか! という魅力はある。

 
 
 こんな本州の端っこに(失礼)、このような展覧会を開催出来る場所があることも、驚きだった。





 せっかく遠くまで来たので広島まで足を伸ばし、安芸の宮島に寄ってきた。

 当日は全国的に霧が発生していたようで、ここも濃霧に覆われ、まるで「神の島」を演出しているかのようだった。



 広島に来てここは外せないと思い、原爆ドームと平和記念資料館へ向かう。

 映像では何度も見ていたはずのこのドームだが、いざ実物の前に立つと異様な存在感に言葉を失う。

 去年、長崎でも同様な資料館に寄ってきたが、広島の方がはるかに被害が大きかった事を知る。


 すでに反抗する力も残っていなかった日本に、ここまでする必要があったのか?
 当時の指導者の降伏の決断が遅れたのが最大の罪だが、まるで広島はアメリカの実験場にされたようなものだ。




宮島で観た五百羅漢像
     新しいものだけど、表情がとてユニークで
毛糸の帽子もシャレている。