2009年6月23日

透明なとんぼ









  50センチ程に伸びた稲の間を、生まれたばかりの”透明なトンボ”が、オレンジと青色の光を明滅させながら飛び交っている。







  
                                                            
                                                                                     
                                         ・・・・・・・・・・・・・・・6/27 それから僅か四日後、その小さく、か細いオレンジと青色の光の明滅でしかなかったものが、隆々とした”蜻蛉”として突然私の前に現れた。
                                                             
 2匹のそれは燃えるような赤色と、清冽な水色の肉体を持ち、以前見せたか弱い生き物ではなく、こちらにその存在を誇示するように、しばらく私の前でジッと飛び続けた。
                                                              
 そのあまりに鮮やかな姿に、しばらく見とれてしまった。

2009年6月18日

ヤマカガシの壺

 ”カガシ”とは日本の古語で蛇のことである。
「山のヘビ」という意味になるので、このヤマカガシは農村や山でよく見られる。

 田んぼという小さな世界には虫やカエルなどの両生類達が数多く生息してるが、この蛇が食物連鎖の頂点立つことになるだろう。













2009年6月15日

田んぼのクリオネか?!

 今日は田んぼの中で奇妙なものを見た。

 1センチ程度の小さなものだが、長い“手”を持ち水面付近を優雅に泳いでいる。           

 最初はオタマジャクシか水すましかと思ったが 、よく見るとその特徴的な触手を使い泳ぐ姿がまるで「クリオネ」を想像させる。



 私は今まで見たことはないが、きっと何かの幼虫なのだろう。






2009年6月9日

▼歪んだ壺△にミミズと花・蟹・アメンボとが・・・・・ 生々流転。




                                           






                                         
                                        
                                         

                                                                                                       
                             

 田んぼの横に小さな池がある。                                        

 最近その池に、二匹に鴨がやってくるようになった。

 いつも二匹が一緒なので、たぶん夫婦なのだろうか。 ただとても警戒心が強く、少し近づいただけで飛び去ってしまう。

 今年は稲刈り後も田んぼに水を貯めておくつもりなので、いろいろな水鳥がやってくるようになると楽しい。

 この小さな田んぼの中でも、地表を出入りする小さなイトミミズから、空を自在に泳ぐ鳥たちまで、実に様々な生命の世界が見て取れる。

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 生々流転 ・・・・(万物が永遠に生死を繰り返し、絶えず移り変わってゆく)

     田の中にも、それは繰り返されている。   

2009年6月8日

立ち葵





 夏に入る前のこの時期に、一番目立つ花といえばこれ。

地面に垂直に伸びた茎に大輪の花を咲かせる。

 その濃色の赤紫が、遠くからも目を引く。