・・・かねてよりこの南房総という土地に心引かれ、鴨川市二子という村で築百数十年の古農家に出会い、ここに居を構える。 この村でより土に近い生活を送りながら、ここで出会った”神々”達と心を通わせ、その姿を様々な形で表現したいと考えている。
2010年7月16日
浮草
2010年7月4日
「縄文 聖地 巡礼」 中沢新一 ・ 坂本龍一著
私も2年前くらいから北陸、東北、諏訪など”縄文の聖地”を巡っているが、この本は中沢と坂本という異色のコンビ(私にとっては)による旅ガイドになっている。
中沢新一は私も結構読んでいるので違和感はないが、坂本龍一という人もかなりのインテリだということを、この本で知ることになった。
”縄文”というキーワードは今や色々な人が取り上げているが、どん詰まりまで来た現代文明を何とか乗り越えようとすると、どうしても”ここ”に来るのかなと感じる。
国家というものがが形成される前の人間の姿に思いを馳せると、今の世界を新しい目で見直すヒントがたくさん隠されているし、新しい可能性の道も開かれる。
この本で紹介されていた鹿児島はノーマークだったので、次はぜひ九州を訪れたい。
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