・・・かねてよりこの南房総という土地に心引かれ、鴨川市二子という村で築百数十年の古農家に出会い、ここに居を構える。 この村でより土に近い生活を送りながら、ここで出会った”神々”達と心を通わせ、その姿を様々な形で表現したいと考えている。
2014年8月23日
雷雨
朝四時に、雷と雨の音で目が覚める。
まだ薄暗い中を、遠くで閃光が走る。
先日、広島で夜中の集中豪雨による土砂災害が起きたが、夜の暗闇の中で、しかも豪雨と雷では、外へ出て避難するのは中々難しいことが実感できた。
田んぼに近づくと、驚いた青サギと鴨が大慌てで空へ飛び出す。
雨は一時間足らずで止んでしまったので、水不足解消にはとても届かなかった。
各地で大雨の報道が聞かれるが、ここは昨年と比べて4割の降水量しか無い。
2014年8月6日
今年も雨乞い
四国や九州では記録的な豪雨のようだが、こちらでは、この一か月一滴の雨も降っていない。
裏の水持ちの悪い田んぼはすでに地割れしている。
去年もそうだったが、雨が極端に降る地域と、全く降らない所とがはっきり分かれてしまっているようだ。
去年も水不足だったが、結局豊作だったので、水は多ければ良いという訳では無いようだ。
穂が出てくるとイノシシが田んぼに入って来るので、面倒だが今年も電気柵を張る。
一面が緑の稲穂の上を、赤と黒のトンボが飛び交い、秋も近いことを感じさせてくれる。
2014年8月3日
夏草と山鳩
五千年前からハトは家禽として飼われていたそうだが、元々、人間と親和性が高いのだろうか?
この辺にいるハトも、人がいても恐れることなく、足元に近寄ってきては平気でえさを捜している。
こんな鳥は、ハトだけだ。
2014年8月2日
ちくらサンバフェスタ2014
千倉漁港の周辺を探してみたが、どうもその会場らしきものが見当たらない。
地元の人に確認してから車を戻すと、小さな漁港の目立たない場所にステージが現れた。
豪快に傾いた漁師小屋の前に設けられたそのステージから、最初のボサノバの曲が流れてくると、青空と海と潮風に乗って心地よく響いてくる。
頭にタオルを巻いた漁師が、そんなことには無頓着に小屋の奥で酒盛りをしている。
そんなことも漁港ライブの雰囲気を盛り上げる。
夕刻からはリスムはサンバに代わる。
最後は地元カニ網漁師も加わり、大サンバダンス大会となった。
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