2008年10月25日

秋のデザイン



 今年は全国的に”柿”が豊作とのこと。

 柿の木は今、美しい落葉をたくさん制作している。

2008年10月22日

ある日の風景

      






























































 先日お邪魔した、近所のK氏宅のベランダからの風景。

 

 遠くに海を望む高台にあるここからは、峯岡の山々を覆う雄大な空が、刻々とその表情を変えていく。 




 わずか一時間程度の間の出来事であるが、壮大な交響曲のような風景が、ここでは当たり前に見ることができる。




 

2008年10月21日

闇の王









 かつては”ニホンオオカミ”がこの国の森の主であったが、すでに
明治時代に絶滅してしまった。                                           
 今それに代わる森の獣といえば”イノシシ”になるだろう。
この鴨川でも年間数百頭が捕獲されるという。                                  
 その強力な「鼻力」でイモやレンコンを掘り上げ、稲までも
食ってしまう厄介な生き物である。                                         
 夜行性であるためか、私は出会ったことはないが、今でも
夜な夜な出没している。








2008年10月17日

大工のSさん






 うちの車庫兼アトリエを建ててもらったのが、この村唯一の大工、
Sさん。
 生真面目で職人気質。こちらの要望を、なんでも叶えてくれる確かな
腕を持っている。
  その仕事っぷりを見ると、”千の手を持つ男”という称号が
ふさわしい、


花 ・ コスモス











 今一番目立つ花といえば、コスモス。                   
 どこを見ても、コスモスばかり。                       
 可憐な花だが、生命力はかなり強い。                   
 毎年必ず、咲き乱れる。


2008年10月15日

富士山焼き


 囲炉裏を新しく作り直してから、3回目の土器焼成を始める。                      
 粘土で成形したものを炭で囲み、さらにそれを灰で覆う。
  
 灰で覆うのは空気の量を制限し、ゆっくり時間をかけて焼くためである。                            
  今回は6点がこの中に入っている。                                                             
 急激に温度が上がると、割れてしまう可能性が高くなる。
 一般的に土器は、薪を組んだ「野焼き」で行われることが多いが、この方がはるかに失敗が少ないし、きれいに焼ける。                                 
     
 古代より住居の中には必ず”炉”があったので、この方法で土を焼くことは、その生活実態と無理なく結びつく。     
    
 頂上の炭に着火してから2日間、ただじっと待つだけである。                        
   

   
 今日作業中に、灰を盛り上げた姿が、まるで雪をかぶった”富士山”の様であることに気がついた。                      
 
 それで「富士山焼き」という名を思いついた。
                                        

2008年10月2日

今年は栗が豊作


                
今年はサツマイモが不作だったが、栗が大豊作。  
       
早速、近所から頂いた栗を茹でたり、焼いたりして食べた。
 このようにシンプルな調理法で食べる栗が、とてもうまい。                                                                                                                                                
  栗は縄文時代の主要食。自然採集だけでなく、人工的に栽培していた痕跡もあるらしい。

                                                  
      この夏に訪れた「三内丸山遺跡」には、直径約1メートルの栗の柱が埋まっており、この柱の太さから想定された、高さ20メートルの建築物も再現されている。

  何のための建物かは謎だが、これを立ち上げるためのエネルギーを考えると、かなり重要な意味を持つ”場”だと思われる。