三・四日目は青森に入る。
いくつもの遺跡、資料館を駆け足で見て回っているので、だいぶ頭が混乱してきた。
津軽地方は、このような明治・大正に建てられた洋館が多いそうだ。
縄文とは全く関係ないが、和洋折衷のこのような建物に最近興味を持っている。
和と洋を独自にミックスしているところが面白い。
機会があれば、そのようなものも見て回りたいと思う。
津軽平野のどこからも、この岩木山が見える。
そしてこの山の周辺に、沢山の遺跡が残されている。
クマ |
イノシシ |
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八戸の「是川遺跡」からは、縄文晩期の土器・土偶が数多く出土している。
一般的に縄文晩期の出土品は「亀ヶ岡式」と呼ばれるが、技術的にも高度であり、繊細なデザインのものが多い。
漆を施したものも沢山あり、色彩、形、技術などが結集し、これらが縄文土器のひとつの到達点であるともいえる。
ただ、縄文中期にあった妖しげなでダイナミックなところが薄くなっているので、私にはやや不満である。
国宝となった”合掌する土偶”は 別室で厳重に管理されていた。 |
西洋の冠を思わせるようなデザイン 非常に薄く焼き上げているので、実用品 ではなく、別の用途があったと思われる。 |
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