2013年8月11日

蔵の解体作業


 各地で"40度超え猛暑"のニュースが流れている。

 全く雨が降らず、まだ穂が出来る前の我家の田んぼは、ピンチが続いている。






 そんな中、千葉県茂原市の農家で古い蔵の解体作業があると聞き、興味本位の手伝いに行ってきた。


 太い梁に支えられた立派な蔵だが、東北大地震の時にかなりダメージを受け、取り壊しとなったそうだ。




 バールやハンマーでひたすら壁の土を落とす作業を行い、全身が泥と埃にまみれることになった。

 何もこんな暑い日にやらなくてもよい仕事だが、20名近いボランティアの方が黙々と作業を進め、夕方にはほぼ骨組みだけとなった。



 
 山から切り出した木材を手作業で柱や床板に仕上げ、竹を組み、泥をこねて壁を築いた100%手仕事の建築物は、また違う場所で再生されるのを待つことになる。

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