2011年3月9日

代掻き

  3月に入ると、周りの田んぼは一斉に田植えの準備が始まる。
水を張って、もう準備完了という田んぼも見受けられる。

私の田植えは6月なので、準備はもうちょっと後でも良いし、本来「不耕起栽培」を目指しているので土はいじりたくないのだが、どうしても水が抜けやすい田もあるので、妥協してシロカキを行った。




今どき、クワ一丁でやる私の作業は、近所の人から憐みの目で見られるが、私はこの田んぼにクワを入れる作業が、結構気に入っている。


確かに重労働ではあるが、土の重さと水の冷たさを感じながら、黙々と同じ作業を繰り返していると、頭の中は結構クリアになり色々なことを思い付く。




また、度々息切れして手を休めるのだが、その時に聞こえてくる鳥の声、虫の音、空の青さにに気づく一瞬も、かなり気に入っている。



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