ですから、あの人たちが一体どういうものの考え方をしているか、ということを考えてみると、一万数千年前にユーラシアの北の当たりにいた人たち、モンゴロイドと言われた人たちが、いったい何を考えていたかというのが、ある程度推測が出来るわけです。
それを照らし合わせてみると、日本でいわゆる縄文といわれているものが、決して日本列島の中に閉じ込められたものではなくて、南にも北にも大きく広がっていく世界で、その記憶をアメリカ先住民の人たちはいまだに強く持っていることが見えてきます。
(「東北ルネッサンス」 赤坂憲雄×中沢新一より抜粋)
アメリカ合衆国はせいぜい建国200年程度の国。それまでは先住民インディアン達の世界だった。
ということはアメリカは200年前まで縄文時代だった、とも言えるのだ(!)
彼らの考え方を知ることは、日本の歴史の深層を知ることにつながる。
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