2014年2月6日

山口と広島

 



坂本龍一の展覧会を観るために、わざわざ山口県まで出掛けてきた。(山口情報芸術センター



 テクノロジーの力を最大限使って、自然(あるいは宇宙)の実相に迫ろうとしているかのような作品だった。
 自分とはずいぶん違う感覚だが、このようなとらえ方もあるもあるのか! という魅力はある。

 
 
 こんな本州の端っこに(失礼)、このような展覧会を開催出来る場所があることも、驚きだった。





 せっかく遠くまで来たので広島まで足を伸ばし、安芸の宮島に寄ってきた。

 当日は全国的に霧が発生していたようで、ここも濃霧に覆われ、まるで「神の島」を演出しているかのようだった。



 広島に来てここは外せないと思い、原爆ドームと平和記念資料館へ向かう。

 映像では何度も見ていたはずのこのドームだが、いざ実物の前に立つと異様な存在感に言葉を失う。

 去年、長崎でも同様な資料館に寄ってきたが、広島の方がはるかに被害が大きかった事を知る。


 すでに反抗する力も残っていなかった日本に、ここまでする必要があったのか?
 当時の指導者の降伏の決断が遅れたのが最大の罪だが、まるで広島はアメリカの実験場にされたようなものだ。




宮島で観た五百羅漢像
     新しいものだけど、表情がとてユニークで
毛糸の帽子もシャレている。



 








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