2014年1月12日

綱つり 2014


















 毎年この日は、この地域の「綱つり」の日と決められている。


 村境の進入路などに厄除けとして、藁で作った様々なものを吊るし災いを防ぐ行事だ。


 この辺では隣組の数件が集まって、一緒に作る事が習わしとなっているようで、一昨年からそれに混ぜてもらっている。


 しかし、どの農家も藁を生活の道具として使う習慣が無くなっているので、これを指導してくれる年寄りも年々少なくなっている。




 季節感が乏しい現代の生活には、こんな具体的な歳時記を残していくことも大事だと思う。












 理由は分からないが、ここでは徳利と俵と草履が厄除けの象徴となる。


 自宅のすぐ横が山へ上がる旧道(赤道)になっているので、早速その入口にそれを吊り下げた。





 
 昔これを怠った村のご老人が”金縛り”?にあったそうなので、これで安心して一年を平穏無事に過ごせそうだ。





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