2010年11月13日

棚田ネットワーク


 NPO法人棚田ネットワークが主催する「第5回東京棚田フェスティバル」に出掛けてきた。

 全国で棚田の保存運動している組織が沢山あり、それをまとめているのがこの棚田ネットワークになる。




 遠くは福岡、高知からも参加していたが、鴨川からは大山千枚田の代表が来ていた。

 午後からは各地域の方が集まりシンポジウムが開かれ、私も参列させてもらった。

 それぞれの地域で棚田の存続のために、様々な取り組みが行われていて心強く思ったが、最大の課題はやはり実際に田んぼを耕作する”担い手”の確保だった。


 これについては、決め手となる解決策は今のところ見当たらない。

 それぞれの地域が、それぞれに工夫をして乗り越えなくてはならない、参加者の話をお聞きして改めて思った。


 なかなかの難問であるのは間違いないが、これに見通しがつかないと棚田も”山林”に戻るしかなくなる。

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