私も2年前くらいから北陸、東北、諏訪など”縄文の聖地”を巡っているが、この本は中沢と坂本という異色のコンビ(私にとっては)による旅ガイドになっている。
中沢新一は私も結構読んでいるので違和感はないが、坂本龍一という人もかなりのインテリだということを、この本で知ることになった。
”縄文”というキーワードは今や色々な人が取り上げているが、どん詰まりまで来た現代文明を何とか乗り越えようとすると、どうしても”ここ”に来るのかなと感じる。
国家というものがが形成される前の人間の姿に思いを馳せると、今の世界を新しい目で見直すヒントがたくさん隠されているし、新しい可能性の道も開かれる。
この本で紹介されていた鹿児島はノーマークだったので、次はぜひ九州を訪れたい。
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