4月13日に播いた種もみが5センチほどに育ったので、パレットごと田んぼに移した。
ここで田植えまでの2週間を過ごすことになる。
日中の太陽に暖められた田んぼの水は、もうぬるま湯のように暖かいので、苗達はぬくぬくと気持ち良く、どんどん成長を早めるだろう。
車も入らない狭い山道を、一輪車に乗せた苗箱を何度も田んぼに運ぶ作業をしながら、何世代にもわたり、又はるかに広大な山の田んぼを、ここの村人たちは延々とこんな作業を繰り返したのかな、とツラツラ想う。
後30年か、40年も経ったらこんな山の田んぼは全て元の山林に還ってしまうのだろうし、ここで稲作などしていたことも、人の記憶から消えてしまうのだろう。
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