今年最初の読書(、と言っても200頁弱の絵本のようなもの)です。
インディアンの老婆が、そのひ孫に当たる少年に、白人社会によって奪われた、一族の偉大なるスピリットの復活を託す物語である。
「虹の戦士」とはアメリカ・インディアンの精神復興の象徴であるが、しばしば地球環境の擁護、復元のシンボルとしても登場する。
私たち日本人は”偉大なるスピリッツ”など、とうの昔にゴミ箱に捨ててしまったが、昨年来の米国流「強欲資本主義」の行き詰まりを見せつけられると、そろそろこの国にも「虹の戦士」の登場を願わなくてはなるまい。
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