2009年7月4日

梅雨の合間に田を覗く

梅雨らしい日が続いている。 雨に合間をみて、田んぼに出てみたら、田の住人達とたくさん出くわした。


  いつもはすぐ逃げだす彼らだが、今日に限ってはカメラを向けても、おとなしくポーズをとっていた。
    中でも一番目立つのはこのヒメアカネトンボ。  緑一色の中で真紅の身体が、艶めかしいほどに存在を主張している。













 風に揺れる稲の葉に懸命にしがみつき、餌が近づいて来るのを待っている。



































2009年6月23日

透明なとんぼ









  50センチ程に伸びた稲の間を、生まれたばかりの”透明なトンボ”が、オレンジと青色の光を明滅させながら飛び交っている。







  
                                                            
                                                                                     
                                         ・・・・・・・・・・・・・・・6/27 それから僅か四日後、その小さく、か細いオレンジと青色の光の明滅でしかなかったものが、隆々とした”蜻蛉”として突然私の前に現れた。
                                                             
 2匹のそれは燃えるような赤色と、清冽な水色の肉体を持ち、以前見せたか弱い生き物ではなく、こちらにその存在を誇示するように、しばらく私の前でジッと飛び続けた。
                                                              
 そのあまりに鮮やかな姿に、しばらく見とれてしまった。

2009年6月18日

ヤマカガシの壺

 ”カガシ”とは日本の古語で蛇のことである。
「山のヘビ」という意味になるので、このヤマカガシは農村や山でよく見られる。

 田んぼという小さな世界には虫やカエルなどの両生類達が数多く生息してるが、この蛇が食物連鎖の頂点立つことになるだろう。













2009年6月15日

田んぼのクリオネか?!

 今日は田んぼの中で奇妙なものを見た。

 1センチ程度の小さなものだが、長い“手”を持ち水面付近を優雅に泳いでいる。           

 最初はオタマジャクシか水すましかと思ったが 、よく見るとその特徴的な触手を使い泳ぐ姿がまるで「クリオネ」を想像させる。



 私は今まで見たことはないが、きっと何かの幼虫なのだろう。






2009年6月9日

▼歪んだ壺△にミミズと花・蟹・アメンボとが・・・・・ 生々流転。




                                           






                                         
                                        
                                         

                                                                                                       
                             

 田んぼの横に小さな池がある。                                        

 最近その池に、二匹に鴨がやってくるようになった。

 いつも二匹が一緒なので、たぶん夫婦なのだろうか。 ただとても警戒心が強く、少し近づいただけで飛び去ってしまう。

 今年は稲刈り後も田んぼに水を貯めておくつもりなので、いろいろな水鳥がやってくるようになると楽しい。

 この小さな田んぼの中でも、地表を出入りする小さなイトミミズから、空を自在に泳ぐ鳥たちまで、実に様々な生命の世界が見て取れる。

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 生々流転 ・・・・(万物が永遠に生死を繰り返し、絶えず移り変わってゆく)

     田の中にも、それは繰り返されている。   

2009年6月8日

立ち葵





 夏に入る前のこの時期に、一番目立つ花といえばこれ。

地面に垂直に伸びた茎に大輪の花を咲かせる。

 その濃色の赤紫が、遠くからも目を引く。


2009年5月25日

田んぼの航空母艦

 港に停泊する航空母艦のように見えるのは、先月の初めに田んぼの隅にしつらえた「水苗代」である。
 種もみを田んぼに播いただけだが、もう20センチを超える立派な苗に育った。              
 この苗をそろそろ移植(つまり田植え)しなくてはならない。         
 今年2回目の田植えである。


  先月20日行った田植えの苗は隣のビニールハウスを借り”普通”の苗作りをしたが、1ヵ月間に毎日温度管理のためハウスの開閉をし、水やりをしたが、この「水苗代」は田んぼに種を播いただけで後は何もしていない。                                                   

 昭和30年ころに田植え機が登場するまでは、苗はこのように育てるのが当たり前だった。      

 機械に合わせた苗を育てるために大変な手間をかけ、そのために農薬や化学肥料を多用することになる。(場合によってはハウスを保温するために灯油や電気を使う。)                    

 職業として稲作をする人が選ぶ方法を簡単には批判できないけれども、道楽農業ならなるべく薬や油には頼らない方法を選びたい。                    

 

2009年5月20日

軽トラ ママ

                                                            
    軽トラの窓ガラスに草刈り機がはねた石が当たり、運転席側の窓が割れてしまった。      
 修理のためにこの車を買ったKモータースに連絡したところ、やってきたのがこの「軽トラ・ママ」。                       

 おそらく70歳近いと思われるご婦人だが、すごい勢いで軽トラを操り当家にあらわれたと思ったら、用事を済ませてさっさと帰ってしまった。







  本人が見たら怒られるかもしれないが、イメージとしてはこんな感じ。



















オタマジャクシを乗せた帽子











2009年5月19日

田んぼのビーチパラソル


  田植えから、もう4週間が過ぎた。                  
  
 苗は順調に生育しているようだが、周りの草たちもだいぶ大きくなってきた。
 そこで一回目の草刈を行ったが、田んぼと畔の境目のところはあえて残しておいた。
 というのは、ここがカエルたちの休憩所となっているからだ。   
  畦道を歩いているとこの草陰から、驚いたカエルたちが田んぼに向かってジャンプして逃げる。   
                                          
 そろそろ日差しも強くなったので、この草たちが彼らにとってはちょうど良い”ビーチパラソル”になっている。                                                          
                                                          
 彼らは稲の生育に支障となる虫を排除してくれる大事なスタッフなので、これくらいの配慮は当然である。













2009年5月8日

2種類の苗

  ひとめぼれ                             


                          こしひかり
 
 
 今年は「ひとめぼれ」と「こしひかり」の2種類の苗を植えたが(特別な理由は無い)、現在の様子は写真の通りで「ひとめぼれ」は真直ぐ
上を向いて直立しているが、「こしひかり」はご覧の有様で”腰くだけ”
状態である。                                                          
  
 これは品種の違いであり、これが普通のことであると聞いているが、両者にあまりの違いがあるので心配になる。                                                    
 「こしひかり」は食味は良いが、他と比べて軟弱な苗なので育てるのが難しいらしい。無農薬、減肥料でいきたいので丈夫な品種の方が安心である。

2009年4月22日

ブチ君パート3

 この春は稲作の準備に時間を多く取られ、「半農」のつもりが「全農」に近くなってしまった。
 したがって制作はこのところ滞ってしまう。







 ここで三度目のブチ君登場となる。
今回は鉄を加工したものとジョイントさせてみた。                         
                                     
 まだシックリ来ないが、鉄+土をしばらく試してみたい。

2009年4月10日

水苗代

 
 田圃の中で苗を育てる「水苗代」を、少しだけ実験的にやってみることにした。

 今年はお隣の農家にビニールハウスでの苗作りをお願いしているので、苗自体はそれで足りると思うが、来年はこの旧式のやり方をメインにして田植えをしたいと考えている。
 
 ①まず田んぼの土を盛り苗床をつくる。
 ②真中に竹棒入れ発芽した種もみをまく。
 ③その上クン炭をまき、ビニールを張る。 これでおしまい。

 ビニールハウスでの育成は毎日の温度、水管理が大変だがこのやり方では一切それが無いし、肥料も農薬も必要無い。


 自分の農業は収量を求めるものではなく、なるべく多様な生物たちが訪れてくれる場所にしたいので、極力旧式なやり方を取り入れたいと考えている。

2009年4月2日

土と鉄

 溶接機が使えるように200Vの配線を地元の電機屋に頼んだが、来てくれるまでに1ヵ月も待たされた。
 すでに新しい溶接機も買いそろえていたので、やっと作業を始めることができる。

 全く感覚的な思い付きだが、「土と鉄」を組み合わせて何か作品を作れないかと考えている。
 両者の共通点は“熱”である。  鉄は溶接機の放電の数千度という熱で溶かされるし、土も熱によって固い岩となる。

 ”熱”を媒介として変化していくそれぞれの素材の魅力をどのように組み合わせるか、これから試行錯誤していきます。

 

2009年4月1日

ハナちゃんの憂鬱













 ヤギの瞳は四角いことを知っていましたか?


 左右に離れた目が、妙に哀愁を帯びてます。

2009年3月9日

花 - スイセン








 この花の季節はとうに終わってしまったが、                                  花にも豊作というものがあるようで、
   今年は例年よりも多く、この花を見ることができた。

2009年3月7日

浅間縄文ミュージアム

 最近、火山活動を再開した浅間山の近くに、このミュージアムがある。2年ぶりに行ったスキーの帰りに寄ってきた。

 このところ縄文をテーマにした展示館が、全国で随分増えてきているように思われるが、縄文はこの国特有の文化であるから、この機運はとても歓迎されることである。

 ここで展示されているのは「焼町式」と呼ばれる、縄文中期にこの地域に現れた、独特の土器群である。
 円盤状の造形物を、土器の表面に多数あしらったユニークなデザインは、群馬のこの一帯にしか見られない。

 土器は一般に女性が作成したことになっているが、この土器群はいわゆる”女性的な感性”とは異質である。
 ここの土器も含めて、縄文の土器たちの発想のユニークさには、いつも驚きと発見がある。